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中期経営計画策定の背景
当社グループは、「地球会社の実現」のスローガンのもと、
・地球規模で物造り産業の発展に貢献できるハードとソフトを提供する
・ボーダレスな事業展開を行い、適正な利益を確保し、永続的な成長を図る
・環境とステークスホルダーに配慮した経営を行う
を進めてまいりました。
その結果、企業グループの拡大も順調に進んでまいりました。
今後は更なる飛躍のため、経営資源を最大活用し、グループ企業並びに全社員のベクトルを一致させ、グループ全体最適経営を強く推し進めてまいります。
また、平成18年7月に行いました(株)タンガロイとの資本・業務提携を推進し、「オーエスジー・タンガロイ・グローバルアライアンス」として世界第2位の総合切削工具メーカーになるというビジョンの達成に向け、新中期経営計画(2007年度−2009年度)を策定いたしました。
経営戦略
1.基本戦略
当社グループは、成長分野を見極め、グループ全体の経営資源を有効活用することで、以下の基本戦略を実施し、企業価値の向上を実現してまいります。
- (1)海外での売上を高める諸施策を更に強化し、2009年度に海外売上高比率48%を目指します。
- (2)グローバルマーケットにおいて、タンガロイと協力し、経営成績の最大化を図ります。
- (3)コスト競争力をより一層強化し、世界戦略商品の開発を進め、グローバル競争に勝ち抜きます。
- (4)キャッシュフロー重視の経営を堅持し、営業キャッシュフローの最大化を目指します。
- (5)成長戦略を明確にし、リアルタイムな「成果の見える化」を推進することで、スピード経営を継続します。
2.製品戦略
当社グループは、自動車産業、金型産業、航空機産業を重点顧客と位置づけ、以下の戦略の実行に邁進します。
【自動車産業】
世界的競争力を持つタップをコアに、超硬ドリル、PCD工具、転造工具などの売上の拡大を図ります。
【金型産業】
プラスチック金型向け工具は、世界戦略商品の投入で競争に勝ち抜き、プレス金型、ダイキャスト金型等の大型金型向け工具は、タンガロイ製品も活用し販売拡大を図ります。
【航空機産業】
航空機素材の進化をビジネスチャンスと捕らえ、新素材に対応した製品の開発と拡販を進めてまいります。
3.製造戦略
世界11の国や地域にまたがる生産拠点の全体最適化をより一層推進します。
- (1)品質のグローバル保証体制を2008年度までに確立します。
- (2)グローバルな視点で最適地生産を行います。
- (3)最短リードタイムでの生産体制で競争力を強化します。
4.技術・開発戦略
持続的成長に向け、高付加価値分野や成長分野への経営資源の集中を展開してまいります。
- (1)新コーティング開発の強化を図ります。
- (2)新素材開発を進め、競争力を高めます。
- (3)自社製機械の制御ソフトの開発を進め、設備能力、製造技術力を高めます。
5.市場戦略
- (1)アジアを最重点マーケットと位置づけ、拠点の拡充に取り組みます。
- (2)欧州、米州では、更なるシェアアップを図ります。
6.オペレーション戦略
- (1)地球規模で情報収集を行い、自動車産業向けの製品拡大、販売チャンネルの拡充につながるM&Aを検討してまいります。
- (2)グローバルに活躍できる人財育成を積極的に進めます。
経営目標
2009年度に以下の連結業績目標の達成を目指します。
| 売上高 | 1,065億円 |
|---|---|
| 営業利益 | 210億円 |
| 営業利益率 | 19.7% |
| 海外売上高比率 | 48% |
以上
平成19年6月27日
代表取締役社長 石川則男
